MD-MM- Produceについて。

MD-MM Produceのギターは長年に渡るアーティスト達とプロデューサーである大和俊夫氏のコラボレーションに裏付けされた、「演奏すること」にフォーカスしたギターです。
この一本で全てを賄えること、演奏時のストレスを極限まで減らすこと、演奏しやすいこと、数多くの現場を経験したアーティスト達が求める全てを叶えた圧倒的な操作性を誇る唯一無二の超実践型ギター。 手に取り一音奏でたその瞬間、その魅力があなたの手に、耳に、心に伝わります。

クエストインターナショナル代表 大和 俊夫氏より皆様へ。

I’m Dreamer… 今も夢を追い続けて・・・『弾きやすさと音作りに、そしてオリジナリティーを求めて』弦楽器を主体とした開発に情熱を燃やしています。クエストインターナショナル社は、その名のとおりに『探究心』を心情に自社ブランドの開発にエネルギーを注ぎ、幾多の楽器たちをミュージックシーンへと送り出してきました。MD MM-Produce Electric Guitar & Bass, Landscape Upright Bass と多くのアイテムが開発され、プロミュージシャン達の様々な音楽シーンで活躍しています。弊社は、その中枢の部品であるGotoh-Partsの開発や販売にも携わり、世界の市場に於いてもその価値を認めていただいていおります。多くのミューミュージシャンとのコラボレーションによって、その楽器達は無限大の可能性を秘めて進化しています。その魅力に触れていただけたら、貴方の楽器への価値観が変わる事と思います。さあ・・弊社の商品群へお客様をお誘いしたいと思います。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

大和 俊夫

1975年 松本木工株式会社(マツモク)へ入社、組立工程を経た後、企画やアーティスト・リレーションに関わる。
在席期間中には世界のブランド Epiphoneを始め、Conrad, Unicode, Ventura, Lyle, Westbury, Greco, Vantage, Vox, Hondo2, Skylark, Crestwood, Alvarez Electra, Yairi, ELK , Aria, AriApro-2, Westminster, Fernandes 等々・・・
廃業するまでに30以上のブランドを製造し世界のトレンドを吸収してその後のギターに反映させる。
1978~1979 マツモクの社員のまま荒井貿易へ出向する。この時の松原正樹や渡辺加津美のテックを経験し様々なアーティストとのモデルの開発と工場へのフィードバックをする。
1980~1987 ARIAの企画に携わりながらマツモクオリジナルのWESTONEギターの世界プロモーションを手がけてビートルズの聖地 イギリスで代理店のFCNとマーケットシェアNo.1を取る快挙を成し遂げる。
世界の販売代理店St. Louis music(USA)、Westbury(USA)、FCN(UK)、Mayer(Germany)、ENGRO(France)、Active Music(Canada)との取引が最後まで残った。
1987年2月 様々な要因により8000本の受注と162名の社員を残してマツモクは閉鎖となる。
1987~1996 荒井貿易株式会社入社 企画開発室室長、オリジナルモデル開発、ARIAの立て直し。ARIAの象徴モデルPE及びSBの復活と高級ラインAPシリーズの立ち上げ、 マーケティング、アーティスト・リレーションの強化
1997年6月 独立 クエストインターナショナル設立
Landscape /MD-MM produce 等のオリジナルブランドを育てる、盟友、松原正樹氏と開発したMD-G1はギタリストのあこがれとして君臨する。
海外のミュージシャンとの活動も多くワールドツアークラスが名前を並べる。
小売店や問屋からのOEM企画、供給の仕事をしながら、2004~Sugi guitars初期の販売支援もしている
現在はMD-MM Produce とLandscapeのブランドホルダーとしてオリジナル商品の開発や生産と販売を一括して行っている。

松原正樹氏とMD-MM Produce

MD-MM Produceは世界に誇るレジェンドギタリスト 故・松原正樹氏がソロデビュー30周年を迎えた時、さらに、大和氏が楽器業界でのキャリアを30年積み重ねた時期が重なったことをきっかけに、自分たちの思いをこめた楽器を開発し、それを世界に向けて発信しようということになった。松原氏がミュージシャンとして活動してきた中で、幾多のブランドと出会い、状況に合わせて使用してきた。そして大和氏も世界のミュージシャンの要求に応えるべく楽器の開発と販売を幾多のブランドとのコラボレーションで行ってきた。24歳の頃からの付き合いの二人が「オヤジになった俺たちに生涯残せるものを完成させようや…!」ある日酒を飲みながらお互いの思いを募らせ「MD-MM Produce」の開発がスタートMDの”M”はミュージック、”D”は親友(古代ギリシャのローマ語から)そしてMMは”M”は松原氏のイニシャルと大和氏がギター製作を学んだマツモクの”M”とブランドロゴに託した夢は深い思いが込められている。

松原 正樹

中学入学からブラスバンドでトロンボーンを始める。
中学2年の時ギターと出会う。
高校に進学するもバンド活動にのめり込む。
高校卒業とともにネム音楽院(当時三重県の合歓の郷にあった)に入学するが、先生の助言により半年後に上京する。
その後、米軍キャンプバンド等を経て、スタジオ・ワークを中心に日本を代表するセッション・ギタリストとして活躍。
そのレコーディングセッションの幅は日本の主要アーティストの殆どに関わると言っても決して過言ではない。
これまでにレコーディングに参加した楽曲は既に1万曲を超えている!
70年代後半~80年代は松原がレコーディングに参加した楽曲たちがベストテン番組を賑わせていた。
78年、初のリーダー・アルバム「流宇夢サンド」をリリースし、その後現在まで21枚のソロ作を発表する。
79年に林立夫、斉藤ノブ、今剛らと "PARACHUTE" を結成して4枚のアルバムを発表、当時の若者に絶大な好評を得た。
02年ソロ・デビュー25周年、08年の30周年記念ライブは共にCDとDVDで発売され大変好評を得る。
2000年に自ら立ち上げたインディーズレーベル "Rocking Chair Records"では、打ち込み等を使用しない人間の生演奏を大切にした "HUMARHYTHM"シリーズを発表し続けている。 また、録音~MIXをも自ら手がけている。

想いをカタチに

俺たちが死んでもメイドジャパンオリジナルで後世に残るギターを作ろう・・・が、酒を飲みながら始まったメインテーマMD-MM-Produceの歴史、これらは亡き松原正樹氏と大和のコラボレーションから生まれたミュージシャンの為のギターたちである。スタジオミュージシャンとして培った確かなノウハウとミュージシャンが必要とする音の出口までを追い求めた。MD-G1は松原氏のこだわりと大和がキャリアから得た知識を結集した大作である。音へのこだわり、部品へのこだわり、そしてプレイヤービリティーのあくなき探求に挑戦する。

◆ Quilted Maple top & Mahogany back body ( Hollow Chamber Body with F-hole )
指先から伝えられた振動は最高のレゾナンスポイントを保ち、粘りのあるダイナミックな音に変化する。セミホローボディーに蓄えられたサウンドは、ピックアップと調和して最高のハーモニーを提供する。

◆ GOTOH Locking Tuner
今や世界のトレモロ付のギターには標準装備となったMagnum lock糸巻き。安定したチューニングを支える重要なポイントを担う。

◆ GOTOH EV510T-FE Tremolo
繊細なアーミングを素直に表現できるパワースプリング2本掛けとの絶妙なバランスが、軽いタッチでの演奏を可能にした。FEサドルの粒立ちの良い音質も特筆ものである。

◆ Angled head design and Zero-fret
サスティーンとローフレットでの演奏性を高めるためにZero-Fretを採用。フィンガータッチをより軽快なレスポンスで表現できる。

◆ MM-Produce Original Pickup (M-1 / F and M-1 / R )
Alnico#4 wax含浸、それも粘度の違ったWaxを2度含浸、それらをヨウ箔のカバーが覆う。線径、着磁、すべてが一流のプロミュージシャン松原氏をも唸らせる完成されたPUとなった。

◆ VST-1 circuit
“Double 5way lever-SW”の採用により2 Hum-buckerなのにシングルのハーフトーンも再現可能、まさにVersatile soundの実現。ネック側のHBから醸し出す透き通るようなサウンドに魅了される。

Position-1 : Neck Hum-bucking
Position-2 : Neck Single
Position-3 : Neck & Bridge Hum-bucking
Position-4 : Bridge Single
Position-5 : Bridge Hum-bucking
Coiltap-SW for Position-3

使用アーティスト

使用モデル

MD-Premier G1 FM Fujimaru signature

芳野藤丸氏

– ギタリスト、ヴォーカリスト、作曲家、アレンジャー

ギタリストには大きく分けて、二つのタイプがあると思う。 無類に楽器が好きで、コレクションするタイプ、その時の自分にフィットする数本のギターだけを持つタイプ。 僕は紛れもなく後者である。 ギタリストは楽器を弾くことが好きなのは当たり前だが、僕は楽器を弾いて音楽を作ることが、特に好きなんだと思っている。 近年は出したい音のイメージから、サンタナやジョンメイヤーの弾く楽器を選び、What's Up? AB'S-7、50/50というアルバムを作ってきた。 その後、僕の大切なパートナーである作詞家の安藤芳彦君を介して、新しい楽器"MD guitar" に出逢った。 50周年記念、50周年 plus 1のコンサートを経て、探し続けていたイメージ通りの、僕の音を作ってくれたのが、MD-G1 Fujimaru Signatureである。 最初にこの楽器を持った時、手になじむ感覚は、今まで経験したことの無いものだった。 楽器の弾き易さは、僕のイマジネーションをどこまでも自由にしてくれる。 リハーサルで、本気を出さないという、僕の評判が、最近、リハーサルから本気が出ているに、変わったらしい。 今、僕の手元にある楽器はこの"MD guitar" のみ。 これからも、この楽器で僕の音を奏で、新しい音楽をたくさん創り出していきたい。

使用モデル

MD-Premier G1-Reborn

布川俊樹氏

– ギタリスト、ヴォーカリスト、作曲家、アレンジャー、

大和さんが盟友松原正樹さんと作り上げたギターサウンドを感じる逸品です。リアハムの野太いサウンドは大人の歪みにピッタリ。フロントでのウォームなトーンはジャズでもR&Bでも最高!とにかく弾きやすいし、セミアコ的なコンセプトをより幅広くしたイメージです。

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