comment
Compact 60をかれこれ10年ほど使い続けています。私の場合はES-175、エレガット、テレキャスターを使い、オーソドックスなジャズコンボから、そこそこ大音量のカリビアンバンド、シンガーとのデュオまでほぼ毎日、全ての仕事をカバーしてもらっています。私にとってはそれぞれのギターが持つ音を的確に再現してくれる、心から頼れる相棒です。EQの効きも良いので、音色作りはもちろん、会場や編成によっての微調整が簡単にできます。また電車移動で、駅にエレベーターなどが少ないニューヨークの現場では機動力が命です。持ち運びが苦にならないサイズにも関わらず、驚くほどパワーのあるCompact 60はそんなタフな環境にぴったりです。ギターとマイクを同時に2本挿すことができますので、シンガーとのデュオでも、カフェ、バーやレストランでしたらこれ一台で完結です。シンガーの方にも、このアンプは音が良くて歌いやすいと好評です。また、大きな会場でもDIアウトがありますので、本機をモニターにして問題なく使用できます。素晴らしいアンプに出会うことができ、とても嬉しく思います。さらに、私の使っているのは木目の特別仕様版。高級感のある見た目、音、機動性、どれをとっても5つ星です。ニューヨークでも、このアンプはどこで買ったんだ?と頻繁に聞かれます。これからもどんどん使っていきたいと思います。
Profile
広島県生まれ、12歳でギターを始める。大学在学中より、地元広島の老舗ジャズクラブLush LifeやBirdにてハウスギタリストを務めプロ活動を始める。大学卒業後、横浜のジャズクラブに出演。自己のバンドUnlimited Voyageでは東京の老舗ジャズクラブ阿佐ヶ谷Manhattanに6年間レギュラー出演。ギタリスト、作曲家として様々なレコーディングに参加、また自身がギター演奏、作曲を担当するユニットl’avionではこれまでに4枚のアルバムを発売。2012年に発売したFancyはブラジリアンパーカッショニストNanny Assisを迎え、NYにて録音。2011年には吉祥寺音楽祭コンテストではファイナリストに選ばれ、2012、TVK神奈川テレビにて生出演&演奏。東京の歴史あるジャズフェスティバル、阿佐ヶ谷ジャズストリートにもコンスタントに出演。モントルージャズフェスティバルイン川崎、東京デザイナーズウィーク2013、新潟ジャズストリートにも出演。2012年から2019年まで毎年全国ツアーを行う。2016年より米国ニューヨーク州ニューヨーク市に活動の拠点を移しグラミーアワードのドラマー、Lawrence Lo Leathersを始め現地のトップミュージシャン達と共演を重ねる。自己のトリオを率い、ロウワーイーストサイドにある老舗クラブPIANOSにレギュラー出演。またニューヨーク市にある名だたるクラブ、Flatiron Room, Silvana, Tomi Jazz, The Loab Boathouse Basik, Wilky, Queens Brewery等にレギュラーのハウスギタリストとして出演。