3699 Mod
ブランド | DANELECTRO x K.E.S |
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定価(税込み) | ¥OPEN |
想定売価(税込み) | ¥39,600 |
- Item -製品情報-
- Spec-スペック-
DANELECTRO 社長にして、かのFOXX TONE MACHINEの生みの親であるSteve氏が認めた公式Modの3699fUZZです。そしてK.E.Sとのコラボによるオリジナルカラー&ビンテージパーツフル換装の特別仕様モデルです。
試行錯誤の末、最終的に交換したパーツは
・トランジスタQ1,4→F2N3565(TO-106)
・クリッピングダイオード→ビンテージゲルマニウム1N34A(国産UNIZON製)
・抵抗器→ビンテージカーボンコンプタイプ(アレンブラッドリー製)
・電解コンデンサ→高分子アルミ固体タイプ
制作した試作機を元に何度もオリジナルFXTM設計者であるSteve Ridinger氏とのやり取りを行い、3度目の試作機チェックでようやく氏も納得のサウンドクオリティの実現に成功した、モディファイ担当者 K.E.Sブランドプランナーにして、Nik’s Mod Works ビルダー 中垣のオリジナルFXTMへのリスペクトを込めた特別なハンドモディファイモデルです。
[製品保証に関しまして]
本製品の保証期間はご購入年月日より6ヶ月間です。レシートまたは購入を証明できるものが必要となりますので、大切に保管してください。 保証内容に関しましては本紙記載の保証規定に準じて製品保証をいたします。
※中古品やフリーマーケット・オークションなどで弊社が認める販売店以外の企業や店舗からの購入商品、または個人売買の製品は、転売防止と不正保証防止の観点から全て保証対象外となります。
※本製品の外装は元々の3699fUZZのようなビンテージ風の仕上げを踏襲した形で行っております。
ごく薄いマットブラック塗装の為剥げたり、すれによる変質が起こりますが、製品の仕様としてお楽しみいただければと存じます。
またシルク印刷のかすれやズレもその世界観だとご理解いただければ幸いでございます。
※工具の使用や、パーツの取り付け/改造は専門知識が必要になります。自信の無い方はリペアショップに相談下さい。
※製品の特性上、製造過程で微細な研磨痕や擦れが生じることがございます。これらは製品の品質や性能に影響を及ぼすものではございません。
※お使いのブラウザや環境により実際の商品と色が異なる場合がございます。
Spec
モディファイ担当者 K.E.Sブランドプランナーにして、Nik's Mod Works ビルダー 中垣による開発秘話
原案
この改造の原案は、ある有名なペダルディガーでペダルショップオーナーのアドバイスから生まれました。 3699fUZZをセールスした際、「他店と同じでは意味がないでしょ。うちの店だけの何か特別な仕様とかなら考えてもいいですけどねぇ。」という話しになったのです。 この言葉から私がたどり着いた結論こそが、オリジナルFXTMへのリスペクトを込めた特別なモディファイでした。そこで以前から温めていたアイデアを実現するために試作品の製作に着手しました。
クリッピングダイオード→ビンテージゲルマニウム1N34A(国産UNIZON製)
最初に取り掛かったのは3699fUZZに使われているショットキー・バリア・ダイオードをビンテージのゲルマニウム1N34Aに変更する事でした。 もちろん、ショットキー・バリアがゲルマニウムに似たクリッピング挙動をすることは理解していましたが、音質に違いがある事もまた事実なのでこの交換のもたらす音質の変化を確認しました。
トランジスタQ1,4→F2N3565(TO-106)
次のステップではトランジスタの設定を確認しました。 オリジナルFXTMの初期モデルにはFAIRCHILD製の2N5133や2N3565のTO-106パッケージタイプが使われている為、2N5133と2N3565(TO-106),(TO-92)のNOSをそれぞれ比較し、音質に最も影響のある2箇所を変更する事に決定しました。 2N5133の音も素晴らしかったのですが、パーツの入手性の問題もあり、最終的にオリジナルと同じF2N3565(TO-106)を採用しました。
抵抗器→ビンテージカーボンコンプタイプ(アレンブラッドリー製)
抵抗値は実機の実測値も参考にしつつ、'72FXTMのオリジナル回路に合わせてバランスを取り、数値設定を一部変更しています。
電解コンデンサ→高分子アルミ固体タイプ
電解コンデンサ→S/N比を少しでも向上させるため、高分子アルミ固体タイプに変更。
Steve Ridinger氏公認
こうして制作した試作機を元に何度もオリジナルFXTM設計者であるSteve Ridinger氏とのやり取りを行い、3度目の試作機チェックでようやく氏も納得のサウンドクオリティの実現に成功したのです