bags Spanish Brass スペシャルインタビュー

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Special Interview
Spanish Brass

超絶テクニックにコミカルなステージパフォーマンス
スペインが生んだワールドワイドな活躍を続けるスーパークインテット
更に今回新しく会社のオーナーにもなった「スパニッシュブラス」
そんな彼らが使用するbagsケースの魅力を語って頂きました。


「一度も壊れたことはありません。」

────今回工場の訪問と、更にはお時間頂きありがとうございます。まずはあなた方自身とバンドに関して教えて下さい。

Carlos(以下C):私の名前はカルロスです、スパニッシュブラスというバンドの中でトランペットを吹いています。スパニッシュブラスは今年で31周年となります。1989年にスペインのオーケストラで演奏していた時にメンバー達と出会いました。ブラスセクションを独立させた形でバンドを結成しました。そこからプロとしてそれぞれが活動拠点を変えたこともあり2、3年実質活動が止まっていた時期もありましたが一度も活動休止又は解散ということは考えたことがありません。私たちはお互いを非常に良く知っており、関係性は良いものであると自負しています。笑 バンドとしてもプロとして活動を始め1996年にフランスで賞を受賞、ヨーロッパツアーを慣行出来るに至りました。その年に初めてのレコーディングを行いました。オーケストラとして活動するよりバンドとして活動することに意義を覚え始め、演奏としても非常に自由度が高いのでやっていて面白みを感じ始めました。2019年までに26枚のアルバムをリリースしました。ブラスバンドプロとしてスペイン強いてはヨーロッパでも初めてだったのではないか、そういうことにも喜びを感じ独自路線を歩み始めました。私たちは何にでも挑戦します、ジャズ、フラメンコなどジャンルを問いません。なかなか集まっては出来ませんが、お互い1日4時間以上練習するきまりを作っています、年間100本以上のコンサートも行います。主にヨーロッパ、アメリカが多いですが、アジアや他の国々にも行きます。サンフランシスコにアメリカツアーを面倒見てくれるマネージャーさんがいるので年間2-4回、2-4週間のツアーを慣行します。素晴らしいアーティストの方々と共演が出来たり、素晴らしい場所で演奏が出来たり非常に満足しています。

Inda(以下I):私の名前はインダです、トロンボーンを吹いています。グループのリーダー?なのでしょうか??(カルロス談)バンドの活動をどのように行っていくかなどバンドのことに関して日々一生懸命考えています。バンドのことに関してはカルロスが話したので今回新しくオーナーとなった会社bagsの話をしましょうか。会社もバンドも同じ、やらなければいけないことはやらなければいけないし、目指すべきところがあり、皆でそこに向かっていく必要があると思います。我々がオーナーになる前からこの会社には非常に恩義を感じていましたし、興味を持っていました。ただ我々は演奏活動とバンドの運営以外行ったことがなかったので楽器用ケース製造会社の運営をすることになるとは思っていもいませんでした。


「どのケースよりもそのバランスに優れていると思います。」

────今回の話は前のオーナー、経営側から又は新しいオーナー(バンド)側からどちらからの話がきっかけだったのでしょうか?

I:どちらからともなく、でしょうか。最終的には私達が決定しましたが演奏活動とは別の夢として情熱を持って頑張りたいと思っています。会社自体、そこに関わる人達を助けたいというのも1つの大きなモチベーションとなりました。本当に色々な意義があると思います、お金の為だけではないですよ。笑

────しかし演奏活動、バンドの運営、更にはbags管楽器ケース製造会社のオーナーとして経営にも関わるということで物凄く忙しいのではないでしょうか?

I:今までも忙しかったですけど、どれだけ忙しくてもやれないことはないと私たちは思っています。従来の会社に関わってきた人達、工員の皆がノウハウを持っているのでこれは非常に重要なポイントです、色々と相談しながら進めていきたいと思っています。今回まずは工場を移転しました。より広く明るい場所に引越し効率も上がっている、工員の人数も増やして今までで一番いい製品、サービスをお届けできると確信しています。約1年間供給が止まってしまったことは大変申し訳ありませんでした。

────bagsのケースを長いこと使っていると思いますが、何が優れていますでしょうか?

C:まずbagsは頑丈で、軽くて、小さいという利点を備えています。一度も壊れたことはありません。(笑) 色々なケースを使用してきましたがどのケースよりもそのバランスに優れていると思います。あとエンドースしてもらっている時からメーカーとも非常に関係が良好で私達が実際使用してこうして欲しいということをすぐに製品に落とし込んでくれました、特に持ち運び時の事に関しては。そして今後の事ですが、私達がプレイヤーだからアーティストネットワークもある、そのネットワークを活かして様々なアーティストをスポンサーして意見をもらって製品開発に活かしていきたいと思っています、これは非常に大事なことだと思っています。もっともっとbagsの良さを知って欲しいと思いますし広めていこうと思っています。日本の皆さんも大変お待たせしましたが新工場第1便が間もなく皆さんのお手元に渡るかと思います、仕様に関しては何も変わっておりません。 我々は更に進化していきますので乞うご期待!

────お二人とも本日はお忙しいところありがとうございました、今後のbagsから目が離せませんね、私達も日本市場に向けて常に情報を更新して参ります。